また、 仕事中や授業中であったり、人と会う予定があって、一次的にでもとにかく鼻水を止めたい!マシな状況にしたい、と考えている方もいらっしゃるのでは?
実践してみた鼻水を止める方法と鼻水が出る主な病気を書くので参考にして下さいね。
鼻水を一時的に止める方法
苦しくなるまで息を止める
鼻詰まってるのにそんなことしたら死んじゃう!と思うかもしれませんが、結構有効です。もし、息を止めるのが難しい場合は、口に水などの飲み物を含んで閉じているだけでも効果があります。
息を止めると当然酸素不足になり、身体が脳に「苦しい!緊急事態だから酸素いっぱい取り込めるようにお願いします!」と信号を送ります。それを受けて、脳が「鼻の穴を広げよ!」とシグナルを送るのです。
鼻の穴って大きくなるの?と思うかもしれませんが、外見上は変わりません。鼻の穴の内側の毛細血管が細くなり、鼻の粘膜の腫れが改善し、その結果、内部が広くなるだけです。
鼻水は血管からの成分が漏れ出してつくられているものもあるので、鼻の内側の血管が細くなり鼻に行く血が少なくなれば、鼻水の量も一時的に減ります。
風邪の場合は死滅した細菌やウィルス、白血球の死骸などのドロドロとした黄色い鼻汁も口の中の飲み物に混ざるので、飲み込まずに吐き捨てて下さいね!
腋に何かを挟む
鼻がつまっているほうとは反対側の脇に、固いものを挟んで10秒間圧迫するだけです。ペットボトルなどでもいいですし、何も持ってなければ、手でこぶしをつくってわきの下にはさんでもOK
腋には自律神経が通っているので、圧迫すると、反対側の交感神経が刺激され、血管が収縮します。息を止める方法と同じで、血管が細くなると鼻の穴が広くなり鼻づまりが改善します。
この方法は赤ちゃんでも出来そうですね。
加湿する
入浴後に鼻水が楽になると感じたことがある方も多いのではないでしょうか?家なら美顔器などのスチームをあててもいいですが、外出先なら、紅茶などの温かい飲み物の蒸気を吸い込むのが自然に出来るかと思います。
また、鼻づまりには、 蒸しタオルを鼻にかけ、5分くらい冷めるまでじーっとしておくのも効果的です。
マスクをする
鼻水の原因は、一般的な風邪による感冒様症状や花粉症だけではありません。温かい室内から外へ出て冷たい空気をすったら急に鼻水が出てきた!そんな場合は、血管運動性鼻炎いわゆる、寒暖差アレルギーのこともあります。急激な気温差で鼻の粘膜が刺激され、鼻水や鼻づまりが出ている場合は、マスク等で鼻を保護してあげるとマシになります。
鼻の下にメントールを塗る
メントール(ハッカオイル)には、抗アレルギー作用、抗炎症作用があるので、鼻通りがよくなるようです。鼻のかみすぎでヒリヒリする場合は、上唇に塗っても、マスクに塗っても効果はある気がします。ツボ押し
鼻づまり解消のツボは、小鼻横のくぼみにあり、「迎香(げいこう)」というらしいです。人差し指をあてて、「3秒押して6秒休む」×3セットで効くとのことですが、個人的にはあまり効果ありませんでした。
つむじをあたためる
プラセボ効果かと思います。ドライヤーで温めるだけで、特に用意するものもなく安価なので試してみても害はないと思いますが…電気をあてる
小さい頃に鼻炎だった私に、耳鼻科で親が薦められた鼻炎治療器スッキリクン。小鼻の上くらいに器具をあてて電気を流し、神経に花粉など以外の刺激を与えてごまかす?のか何なのか結局わからず10年位使ってました。効果はあったような無かったような…ピリピリと弱い電気刺激が変に気持ちよかったりして、気を紛らわすには良かったです。鼻水に効果あり?食べ物・飲み物
効果があるかは分かりませんが、非ヒスタミン作用や抗炎症作用のある代表的な食べ物と飲み物は以下です。ルイボスティー、甜茶、生姜、はちみつ、ビタミンC、レーズン、ウーロン茶、レンコン、ヨーグルトなどどの方法でも鼻水が止まらない。ずっと鼻水が続く…そんな場合は風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎ではないかもしれません。
風邪の細菌やウィルスが鼻の空洞部分(副鼻腔)に入り込んで炎症を起こす副鼻腔炎(ふくびくうえん)になってしまうと、風邪が治っても鼻水も鼻づまりも治りません。
また、ポリープなど鼻の中に異物があることにより鼻の粘膜が常に刺激され、鼻水が出ている場合やまれにガンもありますので、変だなと思ったら耳鼻科受診をして下さいね。