制服の袖上げ方法4種!簡単で目立たないのはコレ!【写真で解説】

 袖の縫い縮め方法を比較したので覚え書きしておきます。保育園のスモッグ、幼児ブラウス、小学生の体操服も同じ方法で袖を短くして袖つめ出来ると思います!

制服が大きすぎるときの対処方法は…

幼稚園児の制服の袖が長い。半袖はどうにかなるとして、長袖制服の袖が長すぎるのは不格好なだけでなく、園生活にも支障が出そう…


制服、スモック、体操服の袖上げの仕方4種

腕部分で内側に折り返してそでつめ(腕上げ)

一番簡単な袖詰め方法です。布のつなぎ目とか全く無視して腕部分で短くしたい長さだけ内側に折込み、手縫いでもミシンでも良いので留めるだけ。

メリット

  • 簡単!時短!
  • 直線縫いだけ出来ればOK
  • ミシンでも可能(ピッチは一番大きくして) 
  • どんなデザイン(ゴム袖など)でもだいたいOK

デメリット

  • 目立つ
はっきり書いておきますが、袖上げした部分は目立ちます。ブレザーやスモックなどを脱がない園などで、内側に隠れるブラウスなら良いのですが、合服の時期やボックスを脱ぐ季節、無地スモックには、オススメ出来ません。あー大きめ買ったんだな、と分かる微妙な仕上がり。よくわかっている子だったら、他の園児と違うので嫌がるかも。ただ、入園式前日だとか、早急に直したい場合や裁縫が苦手な方ならコレ一択でしょう。

肩で袖上げする

幼稚園、学校の長袖ブラウスやポロシャツなどの肩の切り替え部分で短くしたい長さだけ内側に縫い込み袖直しする方法。もともと縫い目がある部分なので、目立ちにくいですね。

メリット

  • 仕上がりが綺麗
  • 解いたときにも目立ちにくい
  • 袖が特殊なデザインでも可能

デメリット

  • ミシンでは出来ない 
  • きちんと計測が必要
お店とかのお直しでもやってくれる方法です。とっても仕上がりがキレイで、袖上げしているように見えません。あまり汚れる部分ではないため、解いたときにも色が違う!なんてことになりません。また、袖にゴムが入っていたり、ギャザーが寄っていたりと特殊なデザインでも袖上げ出来ます。
難点は、手縫いが必要なこと。肩部分は布幅が細くなっていく所なので、上手く長さを揃えないと布があまって寄ってしまったりします。

袖の部分で袖上げする

体操服やポロシャツの袖のリブ部分手前で内側に縫い込む方法

メリット

  • 仕上がりがまぁまぁきれい
  • 計測がアバウトでもOK

デメリット

  • ミシンでは出来ない
  • 解いた時に目立つ場合も… 
  • 袖がギャザーだと出来ない
  • 袖がゴムだと一度ゴムを抜いてから縫う必要がある(面倒)
袖部分に近くなると、布幅の差も少なく、アバウトに縫っても仕上がりがまぁまぁきれいです。体操服やポロシャツ、袖部分で切り替えスナップ仕様のブラウスにオススメです。
詳しいやり方は↓
仕上がり綺麗!制服ブラウス、体操服を袖口部分でそで上げする方法
娘が成長し、満三歳入園した時に袖上げした体操服を遂に解きましたが、色の差はそこまでありませんでした。

衿の下で袖上げする

ブラウスなど襟がある制服を、えりの下に隠れる肩の部分にダーツを寄せて縮めることで袖を短くする方法

メリット

  • 仕上がりがきれい
  • 簡単
  • 肩幅が大き過ぎる時にも使える
  • 解いた時も目立ちにくい 
  • ミシンでもOK

デメリット

  • えりがないと出来ない
  • 大幅に短くすることは不可能
えりがあるブラウスならコレが一番簡単でオススメ!!襟の下に隠れる部分をつまんでタックを寄せるだけなので、圧倒的に手間が少なく、目立たずキレイ。
肩の切り替え部分がえりの下に移動しているのがわかりますか?2cmほど短くなっています。
ちょっと長いなーって時には有用です。

以上、 制服の袖上げ方法4種でした。できそうな方法はありましたか?
私は、衿があれば襟下で、それ以外は袖口部分で袖上げしています(*´∀`*)