グレンツェンピアノコンクールのメリット
グレンツェンに出るとこんないいことがあったよ~という10個を書いてみました。一曲を極めることで表現力をつける
ある程度できていればどんどん進んでいくタイプの先生に習っているので、同じ曲をどんどんブラッシュアップして、長い期間練習したのは発表会以外では初めてでした。
毎週、少しずつ曲が変化していくのが楽しかったですし、表現力も少しはつきました。
目標を持って頑張れる
はっきりとした目標(表彰状やトロフィー)があるのがうちの子には良かったようで、練習量も増えました。同士に会える
他の人の演奏を聞いて刺激を受けれる
同じ教室の通っていても、全く同じ曲のレベルを競い合うことは無いと思います。うちの子はこじんまりした教室なので、同じ学年のピアノの子も居ない(バイオリンは居る)ので、同士に会えて、その演奏を聞けて、良い刺激になったようです。
賞をもらえるとやる気に繋がる
日々の練習とは違い、先生の顔に泥を塗らないために(親が)必死でした(´;ω;`)結果、賞状がもらえまして、本人も、またコンクール出たい!と言っています。
演奏の評論がもらえる
グレンツェンでは、2人か3人の先生方から手書きのコメントがいただけます。誰かから自分の演奏の専門的なコメントが頂ける機会って、少ないと思います。
同じ曲でも、いろいろな表現の仕方があって、その表現(アレンジ)を良しとする先生や、ノーブルなものが好きな先生が居ますので、三者三様のコメントですが、いつものピアノの先生が指摘しないような部分も書いてあり、興味深かったです。(凹みますが)
大舞台を経験できる
一発勝負を経験できる
何千人もが入れるような会場でピアノを弾ける機会って、あまり多くないのではないでしょうか。発表会にはない緊張した雰囲気、リハーサルなしの一発勝負。
コンクールを体験してから、うちの子は度胸がつきました。
小学校で、クラスメートの誕生日のときに、ハッピーバースディ弾いてくれる人いませんか~って言われて、さっと手を上げたのはうちの子だけだったようです。もっと上手な子もピアノ歴長い子も、楽器屋さんの小規模コンクールに出ている子も居るし、そんなに上手ではないうちの子ですが、度胸だけは…負けてない?
スタインウェイピアノで演奏できる(ことも)
とにかく、よく調律された良いピアノで弾けます。逆に、上手い下手がはっきりと出ますが、それも良い経験。
うちの子は、コンクールのピアノは「発表会の時とおんなじような音だった~。(レンタルスタジオで)借りたピアノとは全然違った~」と言ってました。
(発表会はスタインウェイ、レンタルスタジオはディアパソン。ちなみに家にあるのは電子ピアノです…)
誰でも参加できる
先生の紹介や推薦状などがなくても出られるコンクール。万人に開かれた門戸。これって、芸術の世界ではまだまだあたりまえではないと思います。
参加費払えば、どんなレベルでも、門下生でなくても聴いてもらえて評価を受けることができるのが良いところかな~と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。