グレンツェンピアノコンクールに出場するデメリット10個

グレンツェンピアノコンクールに出るか悩んだので良い点悪い点を書いておきます。

グレンツェンピアノコンクールのデメリット

実際にこんなことがデメリットだったこと10個を書いてみます。

レッスンが進まない

いつもの同じ30分レッスンだと、コンクール以外の曲をする時間がどんどん削られていき、教本が少ししか進みませんでした。

曲に飽きる

何ヶ月も同じ曲を弾いていると、中だるみしてきます。
確かに飽きるよね。
予選直前には、本選の曲を勝手に練習し始める始末…

お金がかかる

参加費をはじめとして、追加レッスン代、会場が近くにない場合は遠征費(と先生へのお車代)、謝礼などなど、とにかくお金がかかります。

高確率で予選通過してしまう

幼児予選の予選通過率は100%です(お題違い:ABの間違いはさすがに落ちますが)
全員が表彰され、やる気を無くさないように配慮しているんだとか…
小学生でも予選は7割~8割くらいが通過します。
こんな高確率に通過する予選で自信つけられても…

予選落ちした場合のフォローが大変

予選落ちする子の方が少ないコンクールで落ちてしまった場合、親が目一杯フォローしないと立ち直れないのではないか、とおもいます。
(そう思ったので、高確率で予選通過出来ることは黙っておきました)

演奏の酷評で凹む

演奏後に、2~3人の先生方のコメントを頂けます。点数も。
入れ替わりも含めて、1~2分の間に書いてくださっていることも、ぱっとしないうちの子の演奏にコメントを求められても…って感じなのも分かります。
分かりますが、読めるか読めないかレベルの走り書きの否定語。
もっと次につながるような言葉は書けませんかね?
だって、このレベルの低い(子も居る)コンクールのコメント、お金もらって書いてるんですよね?
無理ですか、そーですか。はい。
あと、やはり、曲の解釈の違い(=弾き方の違い)が先生方同士でもあって、評価が割れたりしました。まぁ、芸術ですからね。。

成績は将来役に立たない

グレンツェンで地区大会くらいまで行っても、将来なんの役にも立たないと思います。
著名なコンクールではないし、誇れるほどの成績とはみなされないというか。
まぁ、経験は役立つかも(そうであってほしい)

練習をさせるのが大変

子供とはサボる生き物で、楽な方に流れる生き物で…
長期間モチベーションを保ちつつ練習をさせるのが大変でした。 

レベルの低い子でも参加できてしまう

予選はどんなレベルの子でも出れますし、発表会がないピアノ教室の子が発表会代わりに出ているらしい。
ん?とりあえず、曲を完成させてから出てこようか、って言いたくなるレベルの子が居ます。
子供が他のコンクールもこんな感じだと勘違いしないといいんだけど。。。

リハーサルがない

生ピアノってやっぱり、それぞれに個性があるとおもいます。
本番まで全くそのピアノに触れずにスタートするので、1音目がどれくらいの大きさで出るのか、結構ドキドキでした。
短い曲なので、ピアノに合わせて弾き方を変える間もなく終わるし。


デメリットも結構あるけれど、出てみたらそれはそれで楽しめました。