無料のトラッカールスキルが秀逸
AmazonEchoの今週のインフォメーション(メルマガ)で「トラッカール(無料アプリ)」を知った方も多いと思います。TrackRトラックアールと書いてトラッカールと読みます。
トラッカール商品で出来ること
従来のトラッカール(TrackR bravoなど)は、スマホとbluetooth接続することで、(接続範囲内にあれば)- トラッカールを押してスマホを鳴らす
- スマホから(鍵などに付けた)トラッカールを鳴らす(光らせる)
- スマホとトラッカールの距離が離れたら置き忘れアラームを鳴らす(自動)
サイズは100円玉~500円玉くらいの大きさで、価格は2,000円程度~。
音とともに光るタイプ、シールタイプなどがあります。
トラッカールスキルで出来ること
一方、トラッカールスキルをアレクサアプリから設定すると、スマホやタブレットとブルートゥース接続していなくても、スマホのGPS機能がOFFでも、「アレクサ、携帯(スマホ)鳴らして」「アレクサ、携帯はどこ?」などと言うだけで、スキルを設定したスマホ(もしくはタブレット)を鳴らすことができます。欠点は、
- どんな音で鳴らすかは設定できない点
- 電源が落ちていれば鳴らない点(当然!)
- トラッカールアプリからアレクサを鳴らせない点?(必要ないですが)
トラッカーアプリから無料でトラッカールが貰える?
スマホにトラッカールアプリを設定すると、「無料のtrackRをもらおう」というボタンが出てきます。このボタンを押すとアンケートに繋がり、トラッカールが無料で貰えるのかと思ったのですが、結局の所、トラッカールを知り合いなどに紹介し、その人が購入すれば、トラッカールが自分に貰えるという、ちょっとマルチこうちっくな仕組みになっているようでした。
しかも、このキャンペーンは本国(米国・アメリカ)のみに適応されているので、日本のサイトでの購入には適応されず、アメリカのトラッカールサイトでの購入は不達、配達遅延などのトラブルの報告も多いため、オススメは出来ません。
安く手に入れるには、数個セットで買う(2つ分の料金で3つ買える)くらいしか無さそうです。
トラッカールユーザー数は?
ちなみに、自分の周囲のトラッカールのユーザー数はアプリを入れただけでは見れないようになっています。現時点で、トラッカールアプリのBluetooth感知範囲は最大30mで、他のトラッカールユーザーが自分のトラッカールを見つけてくれる確率はかなり低い状態です。
私の近くには1000個以上トラッカールがあると表示されますが、何キロ圏内かは不明。
Tileは100個以上だったので、トラッカールがかなり優勢なのは確かですが。
私の持っているトラッカールは鉄筋コンクリートマンションの部屋内でロストして分離アラームが鳴るので使い物にならない感じです。木造なら大丈夫なのかも。
他のトラッカータグとの比較
MAMORIO
MAMORIOは、首都圏や主要都市で電子忘れ物タグをつけるならオススメです。マモリオユーザーと持ち主以外のマモリオがすれ違った回数がアプリ上で毎日更新されますが、だいたい6,000回くらい。
地方都市在住だと、他のユーザーと自分の紛失したMAMORIOがすれ違い、見つけてもらえることはほぼ皆無と推測されます。
しかし、MAMORIOは鉄道系や落とし物センターとタッグを組んで感知スポット(MAMORIO spot)を設置しているので、感知スポットを自分のMAMORIOが通過すれば、スマホで追跡出来ます。使う路線にMAMORIO感知スポットがあったり、送られそうな落とし物センターにMAMORIO感知スポットがあれば買いでしょう。MAMORIO soptは東京メトロ、小田急、京王線、江ノ電、なんばパークス、京都丹後鉄道、郵便局、JR九州などなど拡大中です。
スマホとMAMORIOが離れた時に置き忘れ通知機能あり。
欠点は、MAMORIOからスマホを鳴らせないこと。
家の中でどこに携帯を置いたのか知りたい時には役に立ちません。音を鳴らせる機能をなくした分、薄型、軽量小型化に仕上がっています。
外に持ち歩き、紛失しそうなものにつけましょう。
Tile
海外でのユーザー数が多い電子タグには、他にTileがあります。トラッカールと同様に、Tileからスマホが鳴らせ、スマホからTileが鳴らせます(トラッカールと違って光りません)。
トラッカールやMAMORIOと異なり、スマホからtileが離れても置き忘れアラームは鳴りません。
日本ではそこまでユーザー数が伸びていないのか、トラッカールと同様に、他の人に自分が落としたタグ付の貴重品を見つけてもらうシステムはほとんど機能していません。
トラッカールと異なり、Tileのアプリをインストールすれば、近くのユーザーの数が見れるので、買うかどうかの判断基準に出来ると思います。
ちなみに、いま住んでいる地方都市では、100人以上のユーザーが近く(数Km圏内)に居ると表示されますが、他のユーザーが私のTileMateを見つけてくれたことは一度もありません!!
なので、子供の追跡とか浮気調査とかには使えないですかね。
海外旅行の時にスーツケースに忍ばせるとかはアリかな。