買ってはいけないダイソンホットアンドクール

とにかく帯に短したすきに長しなDyson Hot+Cool
買ってはいけない5つの理由は以下の通りです
- 音がうるさい
- 冷えない
- 温まらない
- 小さい子供に安全というのは嘘
- コスパが悪すぎる
音がうるさい
買った当初からとにかくウルサイ扇風機です。Cool機能で風量1だとまだマシですが、風量1だとど真ん前の近くに居る人しか涼しくなりません。風量を増やせば増やすほど音は大きくなります。我が家は商業地域なので、夜間でも住環境は閑静では無いですが、風量3くらいになると、うるさくて眠れないレベルなので、静かな環境にお住いの方はもっと気になると思います。
そして、首振り機能を使うと、擦れる音も加わり、かけている音楽も聞こえにくいし、隣の部屋から主人が話しかけていても聞き取りにくいレベルに。
HOT機能を使用すると、さらに音は増強します。
Dysonも温風で騒音がひどく売れるレベルで無いことに気づいたようで、Dyson Pure Coolなど、 ホット機能の無いものが立て続けに登場しています。
発火問題があり、リコールで回収されましたが、戻ってきた際も音は変わりなかったので、こういった商品なのでしょう。
冷えない
まっすぐ前に空気を送るため、それ以外のスペースは冷えません。風量1でも、普通の扇風機の「中」より大きな音がするので、ど真ん前に居続けることは苦痛でしかありません。遠くまで冷やそうと風量を上げると、とてもうるさいです。そして、別に冷えません。

温まらない
ホット機能も同様で、音がうるさいわりに、温まりません。風量を上げても、遠くに届く頃には温風では無くなっています。4畳半までで使用するなら、許容範囲ですが、コレだけで6畳以上の部屋を温めるのは無理です。そして、脱衣所ならハロゲンヒーターの方が絶対に早く暖かくなり、かつ静かですので、Dysonホットアンドクールを買う必要はありません。
小さい子や高齢の方がふらついて当たって火傷するのが心配なら、天井照明とハロゲンヒーターを組み合わせたものが、手が届かないので安全です。
小さい子供に安全ではない
羽なし扇風機、羽なし温風機は「羽根で手を怪我することがないので安全」という謳い文句で、子育て世代や祖父母世代をターゲットにしています。しかし、温風機として使用すれば、本体も温まりますので、触れば熱くなります。特に安全とは思いません。冷風機として使用する場合も、あまりにもウルサイので、0歳以下の子などは、近づくと耳への障害が出ないか心配になります(私の場合)。
コスパが悪すぎる
本来の性能である、冷やす、温めるがイマイチで、しかもドライヤー並の騒音を出すダイソンホットアンドクール。ゴミに数万出すなら、壁掛け扇風機で子供の安全を守れば良いのではないでしょうか?
冬は、エアコンや床暖房やホットカーペットで部屋を温めれば良いのでは?
省エネエアコンの買い換えを検討したほうが、購入代電気代のトータルで見てもお得です。
私の意見だけでは偏りがあると思う方は、他の方のレビューチェックをどうぞ
ダイソンホットアンドクールのメリットは?
さて、デメリットばかり書いたダイソンホットアンドクール。メリットも2つだけありました。それは、高いデザイン性と話題性。
白を基調にしたスッキリとしたデザインはインテイリアの邪魔をしません。
そして、この数年間、我が家に遊びに来た人の多くが、興味津々でダイソンホットアンドクールを見て、話題にします。
ほとんどの方が、テレビや広告で目にして、気にはなっている。時期によっては値崩れして、手の届く価格になるので、使用感を知りたい。店頭では新品しか見れないので、数年使用した感想を聞きたいようです。
私は、いつも上記の使用感を述べていて、実際に音を確認し、今のところ、知り合いの購入者は0です。それが、この商品の実際の評価だと私も思います。
もちろん、類似品と比べると音は格段に小さいです。この手の製品は、構造上、音が共鳴しやすく、もともとウルサイものなので、騒音レベルを下げてきているのは、ひとえにダイソンホットアンドクールのプロジェクトチームの努力の賜物なのですが、使用した限り、実用レベルには程遠い技術かと思います。