岡田よしたか氏の絵本ライブに行ってきた

披露宴や旅行などで11月中の当直が少なかった主人は、今月は土日ほぼ不在です。
母子家庭状態の休日を過ごしている我が家は、知人に誘われて絵本ライブなるものに潜入してきました。

岡田よしたか氏とは

岡田よしたか氏は
1956年 大阪生まれ。奈良県在住。
2012年『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社)で、第3回リブロ絵本大賞を受賞。

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ちくわのわーさん [ 岡田よしたか ]
価格:1058円(税込、送料無料) 

著書には年代順に
『おーい ペンギンさーん』、、『特急おべんとう号』(福音館書店)、『ちくわのわーさん』、『 うどんのうーやん』、『こんぶのぶーさん』、『ハブラシくん』『くしカツさんちはまんいんです』、とてもおおきなサンマのひらき、ぴょんぴょんガエルくん、岡田よしたかの たべものかるた、いっしょにあそばへん?、そらとぶてっぱん、はずかしがりやの バナナくん、ぼくは いったい なんやねん、ぼくらはうまいもんフライヤーズ、たのしいひっこし
 などがあります。

※『』がついてるのは売れ筋絵本。

岡田よしたか氏の絵本の特徴は

ナンセンス絵本

岡田よしたか氏の絵本のジャンルは「ナンセンス絵本」です。
ナンセンス絵本とは、 斬新な登場人物や予想外のストーリー、繰り広げられる不思議な言動など、一度読んだら忘れられないほど強烈な印象を残し、癖になるような絵本のことです。

ナンセンス絵本には、岡田よしたか氏の他に『とんでもない』などの著書をもつ鈴木のりたけ氏や『キャベツくん』などの著書をもつ長 新太(ちょうしんた)氏が名を連ねます。
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とんでもない [ 鈴木のりたけ 作 ]
価格:1620円(税込、送料無料) 
もう、この表紙だけで、名作(迷作)の予感がプンプンしますよね。一時期長女のお気に入り絵本でした。

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キャベツくん [ 長新太 ]
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ぷぎゃ の繰り返しだけでもなんだか面白い。これも迷作。いや、名作!!

食べ物系ナンセンス絵本

岡田よしたか氏の絵本のほとんどが食べ物を主人公にして書かれています。
おべんとう、ちくわ、うどん、こんぶ、魚の開き、串かつ、焼き物粉もの、バナナ、フライ… など食べ物が予想外のストーリーを繰り広げる“食べ物系ナンセンス絵本”です。
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うどんのうーやん [ 岡田よしたか ]
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こってこての関西弁

私は関西出身ではないので大阪弁かどうかは分かりませんが、絵本の言葉遣いがこってこての関西弁です。「野球やれへんか~」↓
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関西弁絵本は、好き嫌いがはっきり分かれると思います。ちなみに、私は関西弁系の絵本が大の苦手です。
ほぼ関西弁で、ベースが関西のお笑いなので、もともと関西人でない人間からしたら読み聞かせがしにくく、また、他の方(保育士さんや司書さん?)の読み聞かせでも、なんとなく聞くのも苦手です。すみません。
絵本『ぼちぼちいこか』は関西弁でも可愛いし、好きな絵本なので、関西の笑いのポイントが苦手というか、私とちょっと違うからかも?ぼちぼちいこかは関西弁で訳してあり、それがぴったりなのですが、お笑いのベースは関西系ではないので。。
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ぼちぼちいこか2版 [ マイク・セーラー ]
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岡田よしたか氏絵本ライブに行ってきた

上に書いてきたように、(多分こってこての関西弁と関西のノリ、食べ物たちのあまりのカオスさが苦手で)私は基本的に岡田よしたか氏の絵本が苦手なのですが、今回は知人に誘われ、まぁ、やることもないし、渋々。。。

結果、


岡田よしたか氏の絵本ライブはとっても楽しめました(*^^*)


岡田よしたか氏絵本ライブの流れ

経歴紹介

 主催者による経歴紹介の後、本人が自分の経歴紹介をしてくださいました。
岡田よしたか氏は、陽気なおっちゃんという感じの出で立ちで、ハーモニカを片手に現れました。

本人説明の経歴は
  1. サル山生まれ (←この関西人のノリはちょっと分からない)芸大卒
  2. 芸大時代に就活で共同保育園(自治体の補助なしで運営しているこども園)に惹かれてそのまま就職。
  3. 数年経つとなぜか周りのスタッフがやめていき、何故かほぼトップにΣ(・∀・;)
  4. この間も趣味で絵は描いていた。長新太さんなどの絵本が好きだったが自分が本を書くとは思ってもみなかった。(←やっぱり!なんとなく絵とか絵本の雰囲気が似てるもん。)
  5. 縁で出版社に誘われペンギンの絵本を描いた(←売れずに現在は絶版)
  6. 絵本作家になった。
 という感じでした。

ハーモニカ演奏、アカペラ

ハーモニカで絵本が始まる前の自作の歌を熱唱 (ぐずぐずしていた子供も盛り上がった!!)

本人による絵本の読み聞かせ

今回は、

『ちくわのわーさん』、『うどんのうーやん』、『ハブラシくん』、『とてもおおきなサンマのひらき』、『ぴょんぴょんガエルくん』、『いっしょにあそばへん?』、『そらとぶてっぱん』、『はずかしがりやの バナナくん』、『ぼくらはうまいもんフライヤーズ』

など盛りだくさん読んで下さいました。
4歳児には オチがちょっと難しいものもありましたが、大人はウケてました。

本職だから、当たり前なのですが、本当に人を惹きつけるような読み方をなさって、歌も織り交ぜながら進んでいくので、岡田よしたか氏の絵本がもともと苦手な私でも、すーっと聞けて、会場はとっても盛り上がってました。
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そらとぶてっぱん [ 岡田よしたか ]
価格:1188円(税込、送料無料) 
『そらとぶてっぱん』では、鉄板の下の火を書くのを忘れたのを印刷に回してから気付いて手遅れだったという実話などを織り交ぜてお話しして下さいました。

本人がウケ狙いなのかトークでたまに混ぜ込む関西系のお笑いポイントは私には分かりませんでしたが、会場は笑っていたので、面白いのでしょう(私は笑いに厳しい方の人間ですので)

終わる頃には帰りに一冊買って帰ろうかと思えるくらい楽しかったです。

子供が真似して汚い食べ方などをしそうなので、食べ物系ナンセンス絵本を買うことはないと思いますが、 図書館で借りてみようかな~レベルに苦手が克服されました。
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いっしょに あそばへん? [ 岡田よしたか ]
価格:1296円(税込、送料無料)
買うならコレかなぁ。カスタネットが開きすぎて逆にひっくりかえってしまって、助けを求める所がとっても可愛かったので(*^^*)
楽器あるあるネタは、食べ物を混ぜたりしないから汚くないし。

岡田よしたか氏、楽しい時間をありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ