ASOSの個人輸入方法。一番安く買える通貨はポンド?配達日数は?土日の受け取りはある?

ASOSの衣類を個人輸入してみました。

ASOS(エイソス)

ASOSはイギリスのファストファションブランドです。キャサリン妃が着ていたりして有名になった気もします。H&MとかZARAみたいなイメージですかね。
ASOSオリジナル以外の衣類の取り扱いもあります。
日本への発送に関しては、直接個人で購入が可能で、自宅へ発送してくれるので、個人輸入代行業者に手数料を払って転送してもらう必要もありません。
また、20£以上の購入で送料が無料となるため気軽に買い物出来ます。

同じ商品でも選ぶ通貨によって数千円の差が出る?!

ASOSの商品購入時にクレジットカードでお支払いをするのですが、自分で使用する通貨を選択することが出来ます。
今回購入したスパンコールがいっぱい付いたワンピースの価格表示は、
ポンド   £55.00
米ドル   $87.00
カナダドル C$112.28
ユーロ   €74.32
ロシアルーブルруб. 4,471.53 
2017年10月のレートで換算すると
 ポンド     £1=148円→8,171円
米ドル     $1=111円→9,730円
カナダドル   C$1=89円→10,074円
ユーロ     €1=132円→9,826円
ロシアルーブルруб1=1.96円→8,746円 
比較した中での現在の最安値はポンドで最高値はカナダドル。その差額は1903円でした!
各国との情勢によって為替レートが変動するので大まかに調べてから支払い通貨を選ばないと結構損しますので注意してください。

発送は佐川急便?日本郵便?クロネコヤマト?送料は?

ASOSで選べる日本への発送方法は、Standard DeliveryとExpress Deliveryの2種です。

Standard Delivery

英国ではロイヤルメールと呼ばれ、日本に入ってからは日本郵便に引き継がれます。
合計が20ポンド以上の購入でStandard Deliveryの送料は無料となりますが、追跡番号がありませんので、届かない場合、どこに商品があるのか手がかりが無い状態になります。
郵送にかかる日数は半月程度です。
実際は10日から2週間程度で届くことが多いようです。

Standard Deliveryは、日本郵便の定形外郵便扱いになるので、不在連絡票が入らないことがあるようです。
日本郵便では、郵便小包など認印が必要な荷物は、(内部ルールで基本的に禁止のため)宅配ボックスに入れないのですが、定形外郵便扱いなので宅配ボックスに入れてくれてました。
定形外普通郵便扱いなので、土日の配達は無いようです。

今回は、注文から13日かかって到着しました。

Express Delivery

送料として20ポンド支払うことで選択できる発送方法です。
日本に入ってからは佐川急便に引き継がれます。
宅配便扱いなので、追跡番号があり、紛失の心配が少ない発送方法となります。
Express Deliveryは、注文から1週間程度で届くようです。

ちなみに、返品はクロネコヤマトが代行しているようです。

個人輸入製品が日曜日と月曜日には届かないってホント?

個人輸入に関する関税の有無をチェックする税関は土日がお休みのようです。
そのため、金曜日の遅い時間~日曜日に日本に到着した商品は、課税の有無をチェックできないため、税関でストップします。
金曜日に税関を通過したものは土曜日に到着、土日は税関が休みのため、月曜日に発送されることはなく、月曜日にチェックを受けたものが火曜日から届きはじめるようです。
税関のある所、つまり、東京と大阪から自宅までの距離にもよると思いますが、確かに月曜日に受取したことは今まで無いような…

実際の関税はいくら?

関税は、購入価格の合計の0.6掛けが1万円以下だとかからないようになっているらしく、今回の購入額はTotal129.00(£ GBP=ポンド)
1ポンド=148円くらいだったので、1万9千円分ぐらいのお買い物。 個人輸入なので、関税に関しては11450円分として換算になります。 微妙なラインですが、関税はかからず、定形外郵便物として宅配ボックスに入れられてました。
袋には開封された形跡がありましたので、ニット製品や革製品などだったら関税がかかっていたのかもしれません。
全部ペラペラの衣類だったので…

ASOS個人輸入の失敗&反省

配送までの期間を考慮する

セールになっていた夏の終わりのお品と、秋物を購入したのですが、注文してから届くまでに2週間程度かかったため、季節が変わりかけていて、買ったものをもう一度ASOSで見ると値下がりしてて微妙にショックを受けたり。
パーティドレスのような年中使うものはあまり値下がりしないのですぐ買いですが、季節モノはもう少し考えて購入すべきだったかも。来年使いますが…

少量ずつ注文する

今回は4着買いましたが、完全に送料無料になる額以上だったので、注文を数回に分けてもよかったかもしれない。

サイズ感が難しい

日本でのSサイズ、34サイズ、7号(自称7号ではない)の場合、ASOSのレディースものはUK6サイズ。丈が海外向けサイズなので、マキシドレスは引きずると思う。
ナーサリー、マタニティUK6(つまり授乳服とか)は、妊娠中のイギリス風の太り方を想定してあり、腰回りと胸元が大きく作られてあるので、小胸ならマタニティやナーサリーではないカシュクールワンピなどをチョイスしたほうがフィットするかも。

キッズラインナップが皆無

ZARAやH&Mみたいに子供服の取り扱いがない点が非常に残念。

ASOSの満足点

色で遊べる

ASOSの衣類は全体的にまさに海外モノという色合いで、でも、アメリカモノとは何となく違う落ち着きがある。特に青系やピンクベージュは綺麗。
韓国や中国からの輸入生地で作ったプチプラ品の柄や色って何となく分かるし、ユニクロの色だ!しまむらの色だ!って見る人が見たらわかると思うけど、ASOSは、アジア圏であまり見かけないカラーの服もあるので、プチプラで色遊びが出来る。

下品なミニスカにならない

イギリス人との身長差のため、写真で膝上であっても、膝丈となり、清楚感が出る。

他人に価格が分かりにくい

楽天などで韓国から輸入されているファストファッションは、見る人が見れば価格帯が分かる。
国内通販の服も、見る人が見れば分かる。
だから、柄物は取り入れにくい。
でも、ASOSなら、他人とかぶることがほぼ無く、値段も分からなそうなので、柄物も躊躇せずに買える。

日本に日本郵便で発送してくれる

輸入代行業者を利用すると、業者へ配送されてから手数料を払い、日本まで転送してもらうことになる。商品は無駄に運搬を繰り返されるため、紛失のリスクも上がるし、到着までの日数もかかる。
ASOSは日本に配送してくれるので手間が少なくて済むし、日本郵便経由なので、微妙なラインだと関税がかかりにくい。

以上覚書。