新型FireTV4Kと旧型Fire TV、新型Fire TV Stickの違いは?
新型FireTVの発売は2017年11月3日
高機能な部分を削ぎ落として、より一般受けするモデルへと変化した新型FireTV4KHDRが発売されました。日本での発売予定日は2017年10月25日でしたが、発売前から人気商品で品薄となり、途中からお届け予定日が11月3日以降に変更になりました。
コンパクト化と低価格化に成功したように見えますが、改悪点もありますので、一覧表を作ってみました。
新型FireTVの改悪点、デメリットは?
ざっくりいうと、- 有線仕様にするには別売りアダプタが必要になった。
- USB2.0ポートを廃止し、Bluetooth接続のみになった。
- microSDスロットを無くした。
- プロセッサを低品質化した…。
- ミラーリングがデフォルト機能から削除された(miracast非対応)
有線接続が標準装備されていないので、お使いのインターネット環境があんまり良くないようでしたら、無線だと速度が遅く、せっかく買い換えても映像がカクカク、途切れ途切れで4Kなどの画像の綺麗さを感じられないかもしれません。
もし無線接続でカクカクだったら別売りアダプタで有線化ですね。
また、USB2.0ポートが無くなりましたので、有線でのゲームコントローラーが使用できません。
かなりゲームをやりこむなら、Bluetoothの反応の遅れが気になるかもしれませんね。
また、コンパクト化されたことにより、新型FireStickのレビューでも不評の訴えが続いている、発熱による劣化暴走トラブルが心配です。
加えて、他アプリでミラーリングが出来ないことはないようですが、miracast非対応にダウングレードされていますので、スマホの画面などをそのまま映したい場合には注意が必要かもしれません。
アマゾンプライムでTV番組や映画を見る際の音量がかなり小さい(他アプリとのボリュームの差が大きい)という不具合も指摘されています。
fireTVに付属のリモコンには音量調節ボタンが無いので細かな調節はストレスになりますね…
入手出来るうちに旧型を考えたほうが良いかもしれません。
新型FireTVの改良点、メリットは?
- 価格低下
- HDR-10対応
- HDMIケーブル不要で直付け
- 60fpsに進化
もともとFireTVは旧型でも4Kに対応していますが、新モデルはHDR-10に対応出来るようになりました。
HDRはハイダイナミックレンジの略で、映像のコントラストがくっきり見やすくなるようです。
また、小型軽量化により、別売りのHDMIケーブル不要で、TVやモニターにぶら下げてつけることが出来るようになりました。(テレビと近くで接することで、熱の影響や電波干渉は増えるかもしれません)
また新型Fire TV(Stickも)は60fspになっているので、滑らかな映像になっているハズです。
高機能な部分を削ぎ落として、より一般受けするモデルへと変化したFireTV4KHDR。
new FireTV Stickと旧型Fire TVの中間くらいのモデルですね。
我が家はTVではなくミニプロジェクターと接続予定なので、4K-HDRの恩恵も受けないし、クラウドストレージを使う予定も無いので、Stickとの差額の4000円は保証期間延長代(90日→365日)とメモリ代(1G→2G)だと考えることにするか…やはりStickにすべきか迷います。