子供の青汁は何歳から?
いつから青汁を与えて良いのか、0歳の離乳食に青汁は大丈夫か、いつ頃から飲ませて良いのか、いつまで飲ませたら駄目なのか…気になりますよね。基本的に青汁は食品なので、離乳食開始し、ほうれん草などの葉野菜が食べれる状態なら、離乳食に使っても大丈夫です。
しかし、商品によっては大人向けで、子供や赤ちゃんが摂取すると病気になってしまうものもあります。
離乳食に使っちゃ駄目な青汁はどれ?
ハチミツ配合の青汁は絶対ダメ
青汁は製品によって飲みやすいように蜂蜜が使用されているものがあります。しかし、はちみつに含まれる毒素を赤ちゃんは分解解毒出来ません。
そのため、0歳児の離乳食期にハチミツ配合の青汁は飲ませてはいけません。
健康のために飲ませた青汁で、赤ちゃんが病気になってしまいます。
大人は飲みやすくて良いんですけどね。
人工甘味料が添加されている青汁は避ける
カロリーを増やさないで甘く飲みやすくするために人工甘味料を添加している青汁もあります。早期に人工甘味料を摂取した子供は後に過食傾向、肥満になるという研究結果が出ているので、避けるのが無難かと思います。
難消化性デキストリンが添加されている青汁は避ける
難消化性デキストリンとは、水溶性の食物繊維です。水分をかかえこむ食物繊維が多いと、お通じが柔らかくなり、便秘解消に大変好まれ、トクホにも認定されています。しかし、青汁の食物繊維だけでも赤ちゃんの胃腸には負担がかかり、下痢になりやすいので、さらに食物繊維を添加しているものを初めから選ぶのは避けましょう。
緑茶入りの青汁は避ける
緑茶は鉄分の吸収を阻害します。ただでさえ鉄分不足に陥りやすい離乳食期に、緑茶入りを飲ませるのはやめましょう。乳製品や豆乳ブレンドの青汁を避ける
赤ちゃんが、牛乳アレルギーや大豆アレルギーだった場合、蕁麻疹が出たり、息が苦しくなったり、吐いたり、最悪の場合、アナフィラキシーショックで死に至る危険性も0ではありません。乾燥粉末になっていると少量に見えますが、乾燥前の牛乳量や豆乳量に換算すると思っている以上に多量なので、牛乳や豆乳などを離乳食である程度与えて、アレルギーで無いことを確認してから与えるように注意しましょう。離乳食に使える青汁は?与える量は?
赤ちゃんに与えることが出来る青汁は?
赤ちゃんや小さい子供に与えることが出来る青汁は、素材100%のものがオススメです。ブレンドだと、万が一、子供の体調が悪くなっても、どの原材料が体に合わなかったのか調べたり推測することが難しいからです。
また、甘味料などだけでなく、ビタミンCなどの添加物もなるべく無い方がいいです。
小さな子供には少量の残留農薬なども毒になるので、有機栽培と記載があったりするもののほうが安心ですね。
赤ちゃんに与えることが出来る青汁の量は?
胃腸の働きが未熟な赤ちゃんや小さな子供が青汁を飲みすぎると、食物繊維が消化できる量を超え、下痢になってしまいます。そのため、 離乳食に青汁を使う場合やはじめて子供に与える場合には、少量からはじめていくことが必要です。
メーカーによって公表している割合が異なりますが、青汁7~10gを生野菜に換算すると100g程度になります。
ちなみに、離乳食の時期の野菜の一日あたりの摂取量の目安は以下の通りです。
離乳食初期(5,6ヶ月) 15gこれを青汁粉末に換算すると、1日あたりの最大量の目安は以下の通りです。
離乳食中期(7,8ヶ月) 20-30g
離乳食後期 (9~11ヶ月) 30-40g
離乳食完了期(12~15ヶ月) 40-50g
離乳食初期(5,6ヶ月) 1~1.5gしかし、青汁だけで一日の野菜を補うと偏りが出ますので、離乳食で他の野菜も与えるとしたら、この目安よりも少ない量にしたほうが良いことになります。
離乳食中期(7,8ヶ月) 2g
離乳食後期 (9~11ヶ月) 3g
離乳食完了期(12~15ヶ月) 4g
多すぎると、肝臓が栄養素を処理しきれず、逆に体調不良になったり、無駄に取りすぎた分はただただ排泄されるだけで無駄になるので、与え過ぎには注意が必要です。
青汁の離乳食メニューは?
離乳食での青汁粉末の使い方にはどのようなものがあるのでしょうか。- おかゆの味チェンジに
- 柔らかいおにぎりのふりかけとして
- パンケーキ、おやきに混ぜて
- フォローアップミルクに混ぜて
おかゆパウダーと青汁粉末を混ぜた苦味のある団子風の塊を手づかみするのがうちの子のお気に入り。
苦味というこれまであまり出会ったことな無い新しい味覚を堪能しているようです。
青汁離乳食のデメリットは?
とっても手軽で便利な青汁の離乳食ですが、デメリットもあります。砂糖のとりすぎになる
野菜不足をカバーするために飲ませる青汁ですが、はじめから砂糖を加えて甘くしてあるものを使用したり、与える際に、苦味を和らげるために必要以上に甘くしてしまうと、砂糖のとりすぎになってしまいます。離乳食完了期でも、一日の砂糖の目安量は4gなので、砂糖を加えて青汁を飲ませると、目安量を超え、健康のために飲ませている青汁で、肥満児を作り上げることになるので注意が必要です。
逆に野菜不足?野菜が偏る
青汁を離乳食に使うと、野菜を与えているという安心感から、離乳食に使う他の野菜が少なくても安心してしまいがちです。もちろん食事から摂取するほうが良いので、気を抜きすぎないようにすることが必要だと思います。
青汁は野菜を食べる習慣ではなくてあくまで補助なのをお忘れなく!
離乳食期から野菜を種類多く食べていたほうが花粉症になりにくいというデータも発表されたみたいなので、頑張って食べさせましょう。
赤ちゃんが青汁を飲まない?飲ませるコツは?
せっかく買った青汁。でも赤ちゃんがべぇ~ってして飲まないことも。でも、嫌で出しているのではなくて、はじめての味で、食べれる物なのか分からないから出しているのかも!
赤ちゃんは生まれつき、「酸味や苦味=危険」と脳で判断するようにできています。
酸味や苦味=腐った物=食べたら死ぬ?、という方程式が組み込まれているんです。
だから、「これ食べても大丈夫なものだよ」というメッセージを赤ちゃんに伝えてあげて下さい。
お母さんやお父さんなど、周りの人が、美味しそうに近くで飲んでみたり、他の子が飲んでいるのを親などが褒めて、赤ちゃんの「私も、僕も、褒められたい」という気持ちを引き出したりするのも効果的です。
赤ちゃんが飲めたらすごく褒めてあげてくださいね。
【おまけ追記】
小麦アレルギーでも大麦若葉の青汁は飲める?
うちの子は小麦アレルギー、大麦アレルギーともにありますが、大麦若葉の青汁は飲めます。小麦アレルギーは、グリアジンおよびグルテニンという小麦の実に含まれるタンパク質によって引き起こされます。また、グルテンアレルギーは、この2つのタンパク質と水が混ざって形成されるグルテンにより引き起こされます。
しかしこのタンパク質は、穀物である小麦(大麦)の実には存在しますが、若葉には含まれていません。大麦の実に含まれるタンパク質は駄目でも、大麦の葉は食べれる、ということです。
なので、 小麦アレルギー、大麦アレルギーの人であっても小麦若葉の青汁が理論上は飲めます。
理論上は、と書いたのは、若葉を収穫する際(実りの時期と異なりますが…)や保管する倉庫などで、コンタミネーションといって、大麦または小麦の実が混入しないという保証がないからです。
なので、恐らく安全かと思われますが、新しい商品を始める際は、念のため少量から試してみて下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました(*´∀`*)