医師の結婚は専門医取得後?学生結婚はアリ?入局前婚のデメリットやリスクは?

医師の結婚時期3つの特徴とメリットデメリット書きますね(*^^*)

医師の結婚時期は、医学生時代、研修医時代、研修医終了後(最近は入局しない人もいるけど入局後)の3種類に分けられます。
周りを見回すと、結婚の時期により、メリットデメリットがありますので、参考になれば…と書いておきます。

医学生で結婚

男子医学生がデキ婚

卒業が決まっていない男子医学生が、無職、または低所得の女性とデキ婚するパターンは一番ハイリスクです。男子医学生は無職ですので、親の援助や配偶者の援助なしに生活が成り立たないだけでなく、子供が居ることで、国試や卒業試験の勉強の邪魔になったり、進路(就職)の選択肢が狭まったりします。

女子医学生が結婚

一方、女性の場合、相手候補が多く、結婚に有利な若いうちの入籍は悪くはありません。
もし妊娠しても、相手に収入があり、医師という仕事に理解があれば、出産後、保育園や両親、ベビーシッターに子供を預けて勉学に復帰することが可能です。子育てと勉学の両立は時間的にも体力的にも大変ですが、若いうちに子供が産める、医師としての成長期に出産が重ならない、というメリットもあります。
女子医学生と男性医師の結婚は、男性医師が女子医学生に勉強を教えつつ、同じ方向に向かって(医師になるという)目標に向かって進んでいくので、絆も強く、離婚しにくい印象があります。

医学部卒業時に結婚を決める

医学部の卒業が確定し、忙しい研修医時代が始まる前に入籍するパターンです。
多忙な日々を送る前にゆっくりハネムーンに行ける、初めから既婚者として医師になるので、研修医時代の恋愛のバタバタに巻き込まれない、女性の場合は、途中で名字が変わらないので、医師免許の書き換えなどが無いというメリットがあります。
また、仕事を始める前なので、披露宴の来賓に上司を呼ぶ必要もなくラクです。
まれに、4月から医師として働くと思って結婚したのに国家試験に落ちて、予備校に行くことになったという悲劇が起きますが確率は低いです。

研修医時代に結婚

研修医時代は、年齢的にも30手前で、社会的にも結婚の時期です。
まだまだ収入が多くない研修医時代に結婚することで、お金目当ての相手との結婚を避けることが出来ます。
女性研修医の場合、結婚や妊娠を考えるなら、この時期を逃さないほうが良いでしょう。
ちなみに、今の時点では、女性研修医が妊娠出産により産前産後休暇をとっても、研修項目を満たしていれば研修期間は追加されず、ちょっとずるいシステムになっています。
この時期の結婚は、入局前なので、教授や来賓を呼ぶ必要はありません
面倒なことが嫌いで、研修医が終わると病院を変わる予定であったりすれば、研修医2年目の終わりかけにさらっと挙式すれば良いでしょう。

研修医終了後に結婚

卒後3年目以降、医局に入局するならば、披露宴に教授(と医局長など)を呼ぶ必要があります披露宴の日程は、教授の予定で決まります。来賓も医局関連の人を呼ぶ必要があるので、席順を気を配る必要があり、自分の披露宴なのに、医局の飲み会のような雰囲気が出るのは否めません。もちろん、大きな医局の場合、コネを作る、顔を売るという側面もあります!!
うちの周りの相場は教授に100万出して来てもらってます。教授の奥様の着物へのお着替え代等も含むのですが、これが妥当な価格なのか、安すぎなのか全く分かりません。
入局していない場合は、勤務先の所属科の部長などを呼んでいます。

専門医取得後に結婚

仕事として一区切りつくのは、専門医取得後です。年齢的には30すぎ~30半ば。
専門医取得後の時期に結婚するメリットは、仕事のやり方がなんとなく分かってくるので、気持ちにやや余裕があること。
デメリットは、安定して稼ぎ始めるのでお金目当ての結婚相手候補が近づいてくること、独身生活が長いので、良くも悪くも自分のやり方が定着しており、他人との共同生活に慣れにくいこと、女性だと、結婚相手を探すのが大変だったり、不妊治療の必要があるかもしれないこと。

以上、医者の結婚時期のメリット・デメリットでした。
周りを見回すと、多くの医師は専門医取得前に結婚しています。
また、女医さんは医学生での結婚も相手に理解があり、周囲の助けがあればアリです。
(出産の時期は実習やポリクリ、国試、卒使とずらさないと大変ですが)
でも、結局、理屈ではなく、結婚したいと思える相手に出会った時、今の相手と結婚したいと思えた時がタイミングですけどね(*^^*)