晩婚化はウソ!?男性医師の結婚時期が早い理由2つ

男性医師の結婚の平均年齢(初婚)はどんどん若くなっていってます。


医者は仕事が激務で婚活やお見合いどころじゃないから晩婚なんでしょ?と思っている人のために?今回は医者の結婚の平均年齢が意外と若い理由についてお話します。

医師の結婚が早まった理由2つ

医者の結婚する年齢が若年化しているのには2つの理由があります。
  1. 女子医学生の増加
  2. 医局制度の崩壊

女子医学生の増加

数十年前は女子医学生はほんの一握り。女性として相手にするというよりは、戦友。しかも、見た目が典型的なガリ勉タイプが多く、恋愛感情を持つことは少なかったようです。
「え、あの顔と結婚はありえないでしょ」と、年配の男性医師たちは、医師同士の結婚を「カネに目がくらんだ負け組」と言い放ち、年下の美人妻を迎えた自分たちを勝ち組と言い放っています。
一方、現在はというと、女子医学生は全体の3~4割。ものすごく美人!とまでは言えなくても、平均以上に綺麗な顔をしている子も、愛嬌があるかわいらしい子も居ます。恋愛対象となるレベルの子たちと、実習などで長時間一緒に過ごすため、医学生カップルが増加し、そのまま結婚に進んでいます。

医局制度の崩壊

昔の医師たちは医局に必ず所属し、はじめの数年はほぼ無給で働いて、医局からのアルバイトや親からの仕送りで生活していました。看護師やOLなどと結婚し、生活を支えてもらっている医者も居ましたが、医局からの雑用も含めて多忙で、結婚して家庭を持つ気力も財力も無い医師が多かったのです。
しかし、研修医制度が始まり、卒業大学の医局に所属せず、研修先を自分で選べるようになりました。研修中の2年間はアルバイトが禁止され、待遇の良い研修先では、30万/月以上の給与が頂けることから、研修医でも、時間的、金銭的に結婚が可能となったのです。

30歳までに男性医師の8割が既婚

主に上記の2つの理由から、ほとんどの男性医師の結婚時期は早く、私たち夫婦のまわりでは、30歳までに8割の男性医師が結婚しています。 

しかし、きっちりと医局に所属し、多忙な日々を過ごしている外科系医師や学費を払い、研究生として大学院に進んでいる医師たちは、(性格に難がなくても)40歳を過ぎても未婚であるケースもあります。また、多浪、留年、再受験などで、医師になった年齢が遅い医師たちも、婚期が遅めです。
まわりの婚期が遅いアラフォー、アラフィフ男性医師達は、20代、30代の若くて綺麗な女性と年の差婚したり、同世代の気の合う(性格の良い)女性と結婚したりしています。
もちろん、独身貴族のままの勝ち組?も存在します(*^^*)