1歳のトイレトレーニング、おむつはずれのメリット6つ・デメリット5つまとめ

1歳代のトイレトレーニング方法とおむつはずれのメリットデメリットを考えてみました。

おむつはずれのメリット・デメリット

早期におむつを外すメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

早期におむつを外すメリット

おむつかぶれにならない

最近の紙おむつは高性能ですが、漏れない分通気性も悪く(逆に通気性の良いものは臭うし)、やっぱり肌が弱い子だとかぶれてしまいます。
綿パンになれば、洗剤に気をつけていればおしりのムレやかぶれから開放されます。

反抗期やイヤイヤ期が来る前にトイレに行けるようになる

2歳からのイヤイヤ期や、3歳からのなんでなんで期や反抗期が始まると、明らかにおしっこ漏れそうな動きをしているのにトイレに誘っても行くのを嫌がったりして漏らしたり、わざとおむつ内に排便する、ということがあります。
拒否し続けるという知恵がついてきた子供をトイレに誘うには、トイトレシートなどで釣ったり、時には脅したり、とにかく労力を使います。
本格的なイヤイヤ期が始まる前に、排泄はトイレでするものだという当たり前のことを教えておくには、早期にトイトレするしかありません。

子供の自信につながる

排泄がトイレでできるということは、自立の一歩ですから、子ども自身にとっても自信がつきます。体の発育と心の発育は相乗関係にあります。
排泄以外でも出来ることが増えた時の子供の顔は輝いてますけどね。

おむつ代などが浮く

安くてガサガサのおむつを使っていたり、パンパンになるまで履き替えさせないようなご家庭だと関係ないかもしれませんが、子供のおむつは、サイズアップするたびにどんどん高価になってきます。
くしゃみやジャンプのついでにチョロ漏れしたのでは、と、思うような、ほぼパサパサのおむつを替えていると、1日に10枚位替える日だってあります。
 「これ替えようかなぁ。もう一回おしっこするまで待とうかな~」と思うような微妙な濡れ方の紙おむつでもどんどん替えていると、1日に200円~300円。1ヶ月で6000円~9000円。
もっと有効活用できるお金なんじゃないか…と思ってしまいます。

(3歳差などでは)つわり中のオムツ替えから解放される

少しあけて次の子供を考えている方で、つわりが酷かった経験があれば、早期トイトレを考えていたほうが良いです。つわり中のオムツ替えは地獄です。年子などで、つわり中に上の子が0歳や1歳なら、「まだおむつなのはしょうがないよね~」と思えるのですが、上の子が2歳半を過ぎ、おむつ外れしていてもおかしくない年齢になっていると、(自分が熱心にトイトレをしていなかったことは棚に上げて)「トイレでしてくれれば、マスク付けて吐きながらオマエのオムツ替えしなくて済むんだぞ(怒)」という気持ちが込み上げてきます。(私は、つわり中は自分がしんどいので心に余裕が無いです。女神のような心の方、尊敬します)
また、お腹が大きくなる妊娠後期では、オムツ替えの姿勢自体が物理的にしんどいです。

ゴミ捨てが快適

おむつペールや消臭袋を使っても、ちりも積もれば…臭います。おむつゴミが無くなると、一気にゴミの量が減りますし、家庭ごみの臭いもかなりマシに!!

早期におむつを外すデメリット

子供の様子を見続ける必要がある 

トイトレスタート時は子供の排尿前のクセや時間間隔など、細かな点まで神経を尖らせていないと、トイレにもおまるにも連れていけません。早期のトイトレをするなら、かなり熱心な保育園(布おむつ園など)に行っているか、(パパでもママでも祖父母でも)保護者が子供と密接な関係を持ち、かなり熱心にトイトレをする必要があります。

おもらしの処理が頻回で面倒

早期にトイトレをはじめるほど、子供の排尿失敗率は高いです。逆に、遅くはじめるほど失敗率は低いです。1歳でトイトレをするのと、言葉もはっきり話せて体格も膀胱容量も大きい4歳児にトイトレをするのでは、失敗頻度が違います。1日の排尿回数が違うので当然といえば当然ですが。
そのため、チマチマと失敗したパンツを洗い、床を拭き…と、手間がかかります。
逆に、膀胱容量が小さいので、ちいさなおもらしで、失敗規模は小さいです。

子供が使えるトイレを探し回る必要がある

上手くいっておむつが外れると、トイレ探しの旅がスタートします。古い施設にはオムツ替えスペースも無いですが、トイレも和式しか無かったりします。おむつは不快感があるけど子供に我慢させて替える場所を探し回ったり出来ますが、パンツになると「おしっこしたい」と子供が言い出した時点でタイムリミットが迫ってますから、お出かけ前のトイレ場所探しなど色々手間がかかります

外出先や普段の食事に注意する必要がある

お出かけ前にトイレに行かせるだけでなく、出先の食事の水分量によっては、思いもよらない頻度で「おしっこ」と子供が言い、トイレに何度も連れていく必要があります。
うちは実家でも義実家でも、かなり孫を歓迎してくれ、ここぞとばかりに親に隠れてジュースやフルーツをたんまり与え、濃い味のご飯を出し、お茶をがぶがぶ飲ませるので、かなり頻回にトイレに行くはめになります。
「あら~トイレばっかりねぇ~」の祖母の声に「オマエが大人と同じ大きさのスイカ食べさして、2杯もジュース飲ませたからやろ!おねしょでもしたらテメエが責任持って洗濯しに来るんかい!」と心のなかで毎回毒づきながら、子供に「食べ過ぎたらお腹痛くなるよ~」とにこやかに言っていますが、トイトレ中や完了直後は特に水分摂取量に関して心が狭くなります

トイレの奪い合いになる

戸建てだとトイレが2つ以上あるのは珍しくありませんが、マンションだとトイレが1つしか無いことが多いです。
トイレを使う可能性のある人数が多くなればなるほど、トイレの時間がバッティングします。朝やお風呂の前後、寝る前、食事前などにトイレ渋滞が起きるのは予想の範囲内ですが、え、今?!というタイミングで、上の子も下の子も「トイレ!」と言ったり、トイレに連れて行ったら既にパパが入っていたり…
どの年齢でオムツ外れしても、おまるを卒業すると、トイレの奪い合いは起こりますが、1歳児は長い時間我慢できないので、トイレの順番などに配慮が必要です。