医学的、科学的に根拠のある新生児、0歳、1歳の寝かしつけ方法は?【論文】

科学的に根拠のある寝かしつけを考え、調べ、実証してみました。

眠らない、夜泣きする、寝付きが悪い…対応策は?

我が家も、上の子、夜は寝かしつけ、苦労しました。
育て方ややり方が悪いのかとずっと思っていましたが、下の子は新生児期から0歳、1歳を通して、初めからものすごくよく眠りますし、夜泣きもほぼ無かったので、生まれ持った素因のようです。
上の子は4歳を過ぎても寝付きが悪く、睡眠時間が短いです。

ねかしつけのために我が家がしたことは…

  • 深夜のドライブ
  • ベビーカーでの徘徊
  • 夜の散歩
  • 暗闇でバウンサーを手動で揺らし続ける
  • 抱っこして座ったまま夜を明かす
  • 夫婦で押し付けあう協力し合う
  • 生活リズムを整えるために無理やり朝起こしてグズグズ…
  • 昼寝をさせないor短時間で切り上げる
  • ジャンプスーツで寝かす
 などなど。

このなかに、研究により効果が認められている方法があるとあとから知りました。

科学的に根拠のある楽な眠らせ方って?

運搬により黙らせる方法

動物の赤ちゃんは、お母さんにくわえられて運ばれる際に、黙るという本能が備わっています。
ミャーミャー鳴いていると敵に見つかるかもしれないので、生き残るための、生まれ持っての性質です。
人間の赤ちゃんにも名残りの本能が残っているようで、生後半年くらいまでなら、適度な振動を与えるような動きが続いていると泣き止みます。
車でお出かけすると、チャイルドシートやベビーシートで眠ってしまったり、ベビーカーで出かけるといつの間にか寝ているのはこの本能のため、黙っているうちに寝落ちするんだとか…

家の中で眠らせる方法は、赤ちゃんを抱っこしたまま5-10分くらい無言で部屋の中を歩き回るだけ
労力をかけずに寝かしつけしたい場合や双子ちゃん年子ちゃんには、電動バウンサーがオススメです。

子供用品を増やし過ぎたくない方、家が狭い方(うちです)、里帰りなどで持ち運んで使いたい方、少しでも安いほうがいい方は手動でバウンサーを揺らし続ける方法でも同様の効果があるはずです。一番ゆるい角度で使用して下さいね。

うちの子は5~20分で眠りました。
手動でバウンサーを揺らすことのデメリットは
  • やめ時が分かりにくいこと
  • 揺らすのが疲れること
  • 親が先に寝落ちすることがある
  • 眠らない赤ちゃんにイラッとする時に強く揺らしすぎてしまうこと
  • バウンサーから下ろす必要性があること
などです。
自分が眠い深夜や明け方に、心穏やかにバウンサーを揺らすと寝落ちしそうになるし、もう寝たかな~と5分位でやめるとまた泣き出すし、「早く寝ろ!」と念をおくるように揺らすと、ついつい力が入ってしまうんです。
また、バウンサーは長時間の使用は禁止項目に書かれてますから、ぐっすり寝たら移動が必要です。
逆に、手動のバウンサーを使用することのメリットは
  • 電動より安い
  • コンパクトで旅行にも持ち運べる
  • 使わなくなった後の収納が楽
  • 赤ちゃんのモロー反射などの動きで勝手に揺れて勝手に寝てくれる(こともある)
体重が増え、動きが大きくなってからは、バウンサーで夜泣きしてジタバタする→バウンサーがゆれる→眠る
と、自分で勝手に眠ってくれてることもあり、ソコは予想外に楽でした。

バウンサー使用時、特に首すわり前の生後4ヶ月くらいまでは、揺さぶられっ子症候群に注意しつつ、バスタオルを敷いた上に、赤ちゃんを入れて、ゆらゆらしてねかした後、長く寝かしたい時刻の時はベビー布団などにのせかえてました。
なかなか寝ずに次の授乳までの時間が短そうな時や家族の起床早朝、お昼寝などはそのままバウンサーで寝かしてしまっていました。
90分以内ならバウンサーのままって感じで…
バウンサーはお布団と違って角度がついているので、赤ちゃんの首が胸側に曲がり、あごを引いた状態が続いて息が苦しくならないように、角度は一番ゆるくして、息が楽にできているか確認してあげて下さいね。

放熱で睡眠に近づける方法

大人でも、子どもでも、赤ちゃんでも、睡眠に入るときには、熱を放出して(汗をかいたりして)一時的に体温が下がります。そのため、温めてから、少し涼しくすることで、入眠しやすくなります。入浴してすぐではなく、少し体が冷えた頃が大人でも眠りやすいです。
赤ちゃんも、夜風にあてるなど、冷やすことで眠りに落ちやすくなるようです。

上の子が生後4ヶ月頃は、真冬なのに、夜にジャンプスーツ着せて散歩しました。
ジャンプスーツでホカホカにしてから、夜風で冷まし、入眠しやすくなっていたようです。
運搬+放熱のあわせ技で、5分位で寝てました。
暖かい部屋から涼しい部屋へ移動するとかでも良かったのかもしれませんが…

実は背中スイッチはおなか側にあった!!

ぐっすり眠ったと思って、赤ちゃんを布団に寝かせようとすると、「あたちを置く気じゃないんでしょうね!」と目をあけてしまう。背中にスイッチがあるんじゃない?!というお悩み、とってもよく分かります。苦労してねかしたのに、がっくりしますよね。
実は、この、スイッチ、背中側ではなくおなかで温度や圧を感じているようです。
おなかをなるべくくっつけたまま布団に寝かせ、1分くらいじーっとした後で少しずつ身体を離すと成功率が上がります(*^^*)
もちろん、おくるみなどで包んでいたほうが成功率が上がりますが、赤ちゃんの自由な動きを妨げてしまうので、足の部分がゆったりしているスリーパーかジャンプスーツがオススメです。
手か足のどちらかは覆わずに出して下さいね!!